入職後の卒後教育も充実しています。
- 養成校卒業後は高いレベルの理学療法を提供する「専門家」を目指します。
- 解剖学、生理学に沿った知識を持ち、医師と同じレベルで会話ができること、ひとつひとつの技術を確実に実践できることを目標にします。
年1回の学会発表、論文投稿、雑誌投稿も推奨しています。
- 学術活動の経験豊富な医師、理学療法士が指導させていただきます。
臨床指導はよく目にする12疾患を例に理学療法士としての基礎を身につけていきます。
- 学術活動、フィールドでのトレーナー活動と院内外で活躍できる理学療法士を目指します。
主な12疾患
課題1 変形性膝関節症
目標 |
構造的破綻と病態に伴う機能的障害を理解する。FT関節の解剖学・運動学 |
実技 |
膝周囲の触診(圧痛所見も含めて)模擬患者に対して評価、問題抽出、適切な運動療法の実施ができる。 |
課題2 TKA
目標 |
術式、インプラントの種類による差異を理解する。 |
実技 |
歩行、階段昇降に必要な評価、術式・製品ごとのリハビリの違い。 |
課題3 ジャンパー膝
目標 |
ジャンパー膝の病態、スポーツの基本動作を理解する。PF関節の解剖学・運動学 |
実技 |
膝蓋腱周囲の圧痛所見、股関節、足関節を含む評価。squat, jumpの動作分析。squat、サイド・クロスオーバーステップなどスポーツ動作指導ができる。 |
課題4 膝ACL損傷
目標 |
関節不安定性を理解する。術式の差異、再建靭帯の成熟・生着を理解する。 |
実技 |
靭帯・半月板の徒手テストができる。 |
課題5 変形性股関節症
目標 |
変形性股関節症の病態 股関節の解剖・運動学を理解すること。 |
実技 |
股関節周囲の骨・筋・靭帯の触診、肢長、関節可動域 |
課題6 THA
目標 |
術式、インプラントの種類による差異を理解する。 |
実技 |
関節可動域訓練(術式、インプラントの種類による差異を考慮) |
課題7 腰痛症
目標 |
筋筋膜性腰痛、椎間関節性腰痛、仙腸関節性腰痛、椎間板性腰痛、腰痛椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰痛分離症 などを理解する。腰椎、骨盤帯の解剖・運動学を理解すること |
実技 |
多裂筋、IAP(腹腔内圧) |
課題8 拘縮肩
目標 |
拘縮肩と腱板断裂の病態を理解する。肩関節の解剖・運動学を理解すること。 |
実技 |
肩関節周囲の触診、拘縮、線維化に対するrelease、筋力エクササイズ |
課題9 アキレス腱症(足底腱膜炎も含めて)
目標 |
アキレス腱断裂、踵骨後部滑液包炎、アキレス腱症を区別できる。足関節の解剖・運動学を理解すること。 |
実技 |
アキレス腱付着部、実質の触診、動作指導 |
課題10 足関節捻挫
目標 |
足関節靭帯の触診、ストレステスト、病期に応じた処置、運動療法ができる。 |
実技 |
ATFL, CFL, PTFL, 前脛腓靭帯, 三角靭帯の触診, ADT, 内反ストレステスト、pad作成、テーピング |
課題11 テニス肘
目標 |
テニス肘の病態理解、尺骨神経障害の理解。肘関節の解剖・運動学を理解すること。 |
実技 |
肘関節の触診、ストレステスト |
課題12 橈骨遠位端骨折
目標 |
保存療法と手術療法の理解、術後理学療法を適切に行える。 |
実技 |
手関節の触診、徒手療法、テーピング |